おはようございます。
株式会社プラスエイチです。
隔週開催の社内勉強会を昨日実施しました。
今回は稲盛和夫氏の提唱する『京セラフィロソフィ』シリーズ№5、全6項目の経営哲学をDVD拝聴します。
どの項目が最も心に響くかは、受け手現状によりそれぞれですが、基本的な考え方のベースを揃えることが会社全体の判断レベル向上に繋がってくると考えます。
今日も自己成長を目指し、しっかり学びを深めていきたいと思います。
是非、最後までお付き合いいただけたら幸いです、よろしくお願いいたします。
■地味な努力を積み重ねる
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・地味な努力=創意工夫をする
・常に新しいことを考える習慣を持っていると、異業種の話からでも気付くことはある
・耳学問により創意工夫、常に疑問に思いそこから工夫を重ねた人物は松下幸之助
・今日よりは明日、明日より明後日と、必ず改良改善を加えていくということ
・日々の創意工夫が地味な努力の積み重ねを支える
・創意工夫の精神を持ち続けることが中小零細企業から大企業へと変えていく
■自ら燃える
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・人間のタイプには〝自燃性〟〝可燃性〟〝不燃性〟がある
・言われる前に自分からやるという積極的な人が自燃性の人
・責任感と使命感を持つことが自ら燃える方法、その可能性のある人材を見つける、採用する
■仕事を好きになる
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・好きになれば苦を厭わず
・好きこそものの上手なれ、このことが上達を促すもの
・大きな仕事を成し遂げていくために一番大切なこと
■ものごとの本質を極める
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・人格とは固定的ではなく変化する(環境、境遇、立場)
・物事を究める(真理が分かる状態)と、あらゆることに応用ができるようになる
・不変の人格は仕事に打ち込むなかで作られる
・人格が素晴らしいからリーダーになれる
・人格とは、仕事に打ち込むことによって身に付いていく
■渦の中心になれ
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・会社内の色々な場所で渦が巻いている状態=活気のある会社
・問題意識を提示すれば自然にそこに人が集まり、周りに渦を作っていく、そのような社風が必要
・渦の中心になれる人間が会社の中にいなければ、会社も発展していかない
■率先垂範する
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・リーダーは先頭を切る勇気を持て
・人をアゴで使って自分は偉そうにしているのではなく、率先垂範していくようなリーダーとならなければならない
以下、参加者の感想
Q1:今回の講話で最も印象に残ったフィロソフィはどれですか?また選んだ理由は?
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□率先垂範する
・私は営業なのでまずは前んい出て仕事をする人間でありたいと思う。現場で情報を拾うこと、対極を見極める眼を養うこと、現場で直接体験することで様々なヒントが見えてくる、現場にある情報は貴重だと思う。
□自ら燃える
・講話内に自ら燃える人材になってもらうためには「責任感と使命感を持たせる」と表現されていたが、個人の考えとしてこういった〝感〟のつく言葉は他社が持たせるのは難しいのではないかと感じた。例えば、個々に裁量権を与えチャレンジを繰り返す中で達成感と自信が生まれ、結果的にそこに責任感が生まれてくるのではないかと思いました。
□仕事を好きになる
・毎日会社に通勤すること、毎日仕事をすること、どうせやるなら楽しい方が良いと思っています。個人で立てた2023年に決意したことに、良かったことや嬉しかったことを毎日一つずつ書き留めていくことがあります。休日など外出しない時もありますが、それでも生活の中で良かったことを探して行くことで、嫌だと思ってしまうマインドを変えていくことになると思うので継続していきたい。
□ものごとの本質を究める
・全フィロソフィが一つのストーリーになると思いました。〝地味な努力を重ねる〟には〝自ら燃える人間〟でなければできないし、〝仕事を好き〟にならなければ地道な努力もできないので〝本質を究めること〟は不可能。どんなジャンルであれ究めた人は誰にも負けないと思う。野球のイチローは子供の頃から努力と行動を継続しました、私も今からでも地道な努力を続けていきたいと感じた。
■まとめ
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今回は全6項目の哲学を学びましたが、いい仕事をしていく上では全て重要な要素です。
稲盛氏が提唱する「自ら燃える」の中で人間には3つのタイプがあると表現されています。※()カッコ内は一般的な社内の割合
①自燃型:自らカッカと燃え上がれるタイプの人(5%~10%)
②可燃型:自分では難しいが、誰かが火を近付けると燃えることができるタイプの人(70%~80%)
③不燃型:火を近付けても燃えないタイプの人(1%~2%)
実際にはこの3パターン以外にも以下の2タイプが存在します。
④消化型:せっかく付いた火を消して回る人(1%~2%)
⑤点火型:人に火を付けることができる人(5%)
上記5パターンの中で会社が求めるのは①自燃型と⑤点火型です。
今の自分がどのタイプなのかを客観視し、もし①⑤以外であればどうすれば変われるのかを見直す必要があります。
「行きたくない」「めんどくさい」とネガティブ感情で仕事をするより、少しでも考え方や見方を変えて今の仕事を好きになる努力から始める、これは他者ではなく自分でコントロールできる部分です。
この勉強会でも、更にいい仕事をしていく上で何か一つでもキッカケになれば幸いです。