『社内勉強会』
vol.67

おはようございます。
株式会社プラスエイチです。

昨日は上半期最後の社内勉強会を開催しました。
2週間ごとに実施している勉強会も今回で67回目となります。
この勉強会は就業後に行っているため、自身の時間を使い主体的に参加してくれる社員さんには本当に感謝の気持ちで一杯です。

厳しい社会競争の現在、何が何でも会社を存続させるだけでなく、その中で勝ち残っていくには一人でも多くの社員さんの成長と協力が不可欠だと感じています。
勉強したからといっても、すぐに結果や成果が現れる訳ではありませんが。
それでも必ず会社は少しずつ強く良くなっていくこと信じて本日もやっていきます。

それでは、勉強会情報をまとめますので、最後までお付き合いいただけたら幸いです。

 

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■宇宙の意志と調和する心
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・愛に満ちた心を抱き日常を生きることで人生や経営は開けていく

・心を高める努力と反省を繰り返す

・自分で自分を助けなければ誰も助けてくれる者はないという思いで懸命に働く

・自分の器=心・人格・人柄 企業は経営者の器以上に大きくはならない

 

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■愛と誠と調和の心をベースとする
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・「愛」と「誠」と「調和」、この三つは私たちが本来持っている根源的なもの

・愛=他人の喜びを自分の喜びとする心

・誠=世のため人のためになることを思う心

・調和=自分だけでなく周りの人々みんなが常に幸せに生きることを願う心

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■きれいな心で願望を描く
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・潜在意識に浸透させていく願望の質が問題

・純粋な願望をもって、ひたすら努力を続けることによって、その願望は実現できる

・会社を良くするには、まず誰にも負けなくらい努力しなければならない

・思ったことは善いことも悪いいことも全て現象なって現れる

・仏教では「心に描いた通りになる」と記されている

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■素直な心をもつ
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・「素直な心をもつ」という言葉は、大人しく「右向け右」と言われたら右を向くといった従順な意味合いではない

・自らの欲望のみを追いかけてひたすら努力をしていても、その成功は長続きしない

・人間の欲望には限度がないので、自らの欲望を抑えるために「足るを知る」ことを心がけることが大切

・素直な心は進歩の親、素直な心がなければ人間は成長、進歩していかない

・素直な心とは、自らの至らなさを認め、そこから努力する謙虚な姿勢であり、それこそが成功の鍵

・本当に伸びる人は、素直な心を持って人の意見をよく聞き、常に反省し、自分自身を見つめることのできる人

・自分にとって耳の痛い言葉こそ、本当は自分を伸ばしてくれるものであると受け止める謙虚な姿勢が必要

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■常に謙虚であらねばならない
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・中国古典に「謙のみ福を受く」という言葉がある

・傲慢な人達は幸運、幸福は得られない、謙虚な心の持ち主しかそれを得ることはできないという意味

・人は自分に誇るものが何もないからこそ威張り、ふんぞり返って自己顕示欲を満たそうとする

・良い雰囲気で高い能率で職場を運営していかなければならない

 

以下、参加者の感想

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Q1:今回の講話で最も印象に残ったフィロソフィはどれですか?また選んだ理由は?
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□愛と誠と調和の心をベースとする
・なれないけど〝なりたいと思う〟ことが大事。仕事で成果を上げ伸びる人は、努力のできる人が成功の秘訣だと思う。個人的には、自分自身が社内でどうなっていきたいのか、どんな存在でいたいのかを決めて努力していくことが必要。同業他社様を蹴落とすことではなく、お客様から当社が素晴らしいと認められ選んでいただくことを考えた仕事をしていきたい。

 

□素直な心を持つ
・言いたいことを伝えることでなく、自分の立場、相手の立場を考え謙虚な姿勢でいること、傲慢になっていないかを考える。
謙虚の意味は「自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持があること。」とあります。
素直な心で言うべきことは言う、しかし相手の気持ちを考えて言うことが大切。自分も気分で左右されてしまうところがあるので注意したい。
稲盛さんはよく「心を高める」と言われるが、個人的にも好きな言葉で、そこを考えると自分もまだまだと思っている。

 

□素直な心を持つ
・人はどのような心を持つべきなのか、ということを考えさせられる内容だったと思う。
心は「人格」「人柄」と表現されていましたが、それが他人から見たら「器」と言い換えることができるかもしれない。
要は心の中心、芯に何があるのかが言動となって現れてくる。
会社では様々な人、様々な部署がいてくれて、そこに自分がいる、仕事は一人ではできない。
会社には人格と同じように「社格」が存在する、心の問題は一個人のことだけでなく会社全体としての見方もできると思う。

 

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■まとめ
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「心を高める」とは一体どういうことなのでしょう。

企業経営を行う上で一番大事なことが「心」だと稲盛氏は言っています。

ここで言う「心」とは、「考え方×熱意×能力」という人生・仕事の結果を表す方程式の「考え方」を指しています。

「心を高める」「心を立派にする」「心を純化する」「心を浄化する」「美しい心を作りあげる」、これらは言い方こそ違え、このように努力することが人生の目的であり、人生を意義あらしめるのは、まさに心を高めることにあるということになります。

パナソニック創業者の松下幸之助氏は、小学校さえも満足に行かれていないのに、世界規模の大企業を作りあげられました。
その原動力は、まさに「素直な心」です。

どれだけ立派な功績を残されても決して傲慢にならなかった、だから成長発展を継続できました。仮に成功した時点で傲慢不遜になり「自分は偉い」と思いあがっていたとすれば、恐らく今のパナソニックは存在しなかったのではないのでしょうか。

年齢がいくつになっても、「自分には学問がない、学校も出ていない」と言って「耳学問であっても他人様に教えてもらって自分を成長させていこう」という姿勢、人の意見を聞いて学び、それを通じて生涯発展、生涯成長、進歩発展に繋がることは誰でも学ぶべき重要な要点だと思います。

耳の痛いことを言われイラっとしてしまうのは、自分自身がそのことを分かっているからと言われています。

言う方も相手を不快にする可能性があることを承知で勇気を持って伝えてくれているのだと理解する謙虚な心、その言葉を聞いて一回その通りにやってみようと素直な心で行動に移すこと、この心の状態を自分で作ることができれば必ず人間は成長できます。

昨日より今日、今日より明日、1ミリでも前に進む、1%で良いから毎日努力を続ける。

少し厳しいことかもしれませんが、厳しい社会情勢を勝ち残っていくために、一人ひとりが成長できる環境を作っていければと思います。