こんにちは。
株式会社プラスエイチです。
昨夜は社内勉強会日でした。
今回はフィロソフィではなく『リーダーとして目標をいかに実現するか』というテーマの講話を拝聴します。
「目標を立てる」ことは、人生を生きていく上で数多く経験してきていることですが、実現に向けた行動や努力を継続することが難しいだけでなく、障害や問題が起きて安易に諦めてしまう、時には立てた目標自体を忘れてしまうなんてこともあります。
今回の講話では「目標を実現するための順序」や「どうしたら目標を達成できるのか」を具体的な手順で紹介しています。
今の自分では到底実現できなさそうな大きな目標でも、目の前の小さな目標を一つずつクリアしていくことで確実に近付いてくると信じていく大切を学んでいければ良いかと思います。
それでは、本日も最後までお付き合いください♪
■■■目標達成のために求められる5つの役割■■■
1.明確な目標を立て、達成できると信じる
・リーダーが持つ「会社をこうしたい」「こういう経営を目指したい」というその人の強い願望こそが、会社そのものをつくっていく
・強く気高い思いに裏付けされた、その集団の「あるべき姿」あるいは「理想的な目標」を描ける人
・リーダー自らがその目標を達成できると心の底から信じていなければならない
・ジェームズ・アレン著『「原因」と「結果」の法則』で〝人生を目標む向かわせるパワーは「自分はそれを達成できる」という信念から生まれる〟と述べている
2.目標達成の具体的・論理的方法を検討し続ける
・強い願望と同時に、その願望を達成するための戦略・戦術を理知的に考え尽くす
・本当に達成したい、計画を成就させたいと思っているならば、湯水のごとく方法論が思い浮かんでくる
・シミュレーションを繰り返し、カラーでくっきり鮮明に見えるようにならなければ実現しない
3.目標を達成する方法を部下に示し、自信を持たせる
・リーダーが強烈な願望を持ち、高い目標を掲げても、その集団が目標の実現を自分のこととしてとらえ、懸命に努力してくれなければ決して目標は達成できない
・リーダーは集団に生命を吹き込み、全員のベクトルを合わせ、目標に邁進させること
・経営目標は、社員一人ひとりが具体的に理解できるように、細分化して指示する
・エネルギー注入=相手の心、気持ちを「励起」させること(外部からエネルギーを与え、そのエネルギーレベルを上げること)
4.部下の意見を聞き、経営への参画意識を持たせる
・目標設定にあっては、目標達成に至るプロセスも含め、リーダー自身がその中心とならなければならない
・幅広く部下の意見を聞き、衆知を集めることも必要(自分たちが立てたものであるという意識を全員に持ってもらう)
・日頃から意識的に社員の間から建設的な意見が自由闊達に出るような社風をつくる努力をする
・全員参加で経営
5.ど真剣に気を込めて、日々採算をつくる
・事業というのは、リーダーの意志で行うもの
・リーダーの意志と努力で売上を増やすことも、経費を抑えることも可能
・採算というのはリーダーの毎日の生き様があらわれた結果
以上が今回の勉強会の内容です。
目標は見方によってはノルマに思えてしまうかもしれませんが、全社員に〝自分事〟として捉えてもらえるような説明や達成した後の未来がどう約束できるのかが大切なんだと感じました。
会社を強く大きくすることで、働く全員が物心両面の幸福を感じられるような会社づくりを目指していきたいと思います。