おはようございます。
株式会社プラスエイチです。
本日は社内勉強会vol.74の内容をブログにまとめていきます。
今回は2022年12月22日に放映されたカンブリア宮殿より
『アツアツ戦略でシェアを伸ばす 「ドミノ・ピザ」復活の舞台裏!』を教材に学びます。
是非、最後までお付き合いください。
よろしくお願いします。
■内容
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新型コロナウイルスの感染拡大で注目を集めたフードデリバリー業界。
Uber Eatsや出前館など、手軽においしい料理が食べられる宅配サービスが拡大する中で、配達時間の速さと驚異の安さで急成長を遂げているのが…宅配ピザで業界No.1の「ドミノ・ピザ」だ。
かつて業界のパイオニアとして日本にピザ文化を広げ、業界トップに君臨していたが、ライバルの台頭により…その座を空け渡し、長年、業界3位に甘んじてきた。
そんなドミノを、再び業界No.1に復活させた躍進のキーマンをスタジオに招き、奇跡の復活劇の舞台裏に迫る!
【驚異の速さで熱々をお届け!ドミノ・ピザが仕掛けるスピード革命の全貌】
日本中が熱狂したサッカー・ワールドカップ・カタール大会。そのサッカー観戦のお供として注文が殺到しているのが…宅配ピザだ!中でも、1キロのチーズがたーっぷりと乗った“背徳ピザ”や、宅配ピザでは初となる“産直”をコンセプトにしたちょっとリッチなピザで人気を集めているのが、宅配ピザ業界の王者「ドミノ・ピザ」だ。一時は業界3位で辛酸を嘗める時期もあったドミノを業界1位に復活させた人物こそ、オーストラリアからやってきたジョシュだ。画期的なシステムと常識破りの出店戦略で、不可能だと言われてきた出来立て熱々のピザを届けることに成功したドミノ。次なる目標は10分配達!常識破りのスピード革命の全貌に迫る。
【「古い慣習を打ち破れ!」ピザの可能性を諦めないチームの誕生秘話】
日本初の宅配ピザチェーンとして知られるドミノ・ピザ。国内のパイオニア企業として「宅配専用のバイク」や「配達30分保証サービス」など、他にない画期的な手法を生み出し、日本のピザ市場を開拓してきた。しかし、後発の競合店の台頭により、ドミノは苦戦を強いられるようになったという。そんな苦境のドミノ・ピザ ジャパンのトップに就任したジョシュは、あっという間に、状況を一変させ、ドミノを再び国内トップのブランドに返り咲かせたのだ。38歳という若さでドミノ・ピザ ジャパンのトップに就任した男は、いったい、どんな手段で組織を甦らせたのか?革新的なアイデアと挑戦を続けるチームを生み出したジョシュの意識改革を紐解く。
【世界で一番“透明”なドミノ!?お台場に注目の熱々スポットがお目見え!】
革新的なアイデアで業界No.1に返り咲いたドミノが、お台場に新たな旗艦店を作った。その店のキーワードは“世界で一番透明”。店のあらゆる場所をガラス張りにし、生地づくりから焼き上げまで…全ての工程を客が間近で確認できる店を作り出した。宅配ピザのパイオニアが目指す、次なるドミノの革新とは…。
以下、参加者の感想です。
■設問1:あなたが今回の放送で学んだこと、気付いたこと、強く印象に残ったことを聞かせてください
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・ポジティブな考え方、行動力、ブレない戦略があると感じた
・できないことを考えない、常にナンバー1を目指す姿勢、競合との差別化、昨今の時代の変化を先を読んだ対応、地元地域に愛される店舗(会社)づくり
・アイデアが出る時に会社は成長する→活気がある、アイデアが出ないのは現状への満足→衰退に進む
・発想の転換 → デリバリー中心のピザ店に来店してもらうことでドライバー不足解消
・時間短縮 → 1分でも短くするための創意工夫の精神
・こうあるべきという枠に捕らわれず新しいことにチャレンジしていく姿勢
・問題から逃げる=難しいという発言
■設問2:設問1でそう感じた理由を聞かせてください
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・自分自身もポジティブな考え方を持てるようになりたいと思った
・やるかにはナンバー1を目指す、1位ではなく圧倒的な1位、人も会社も変わる、ワクワクする(させる)ことに共感した
・枠に捉われない自由な発想、できないという思い込みが変化を阻害していると思う
■設問3:今回の放送から、自身の業務で活かしていきたいこと、取り組んでいきたいことを聞かせてください。
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・ポジティブな挑戦
→結果的にいい仕事に繋がってくると思う
・ナンバー1を目指す
→2位・3位は誰にも覚えてもらえない(富士山は日本一高い山だが、2番目に高い山は知られていない)
→何で1番を目指すのか、難しいことをできないとせず思考をクリアにし解消していく
・正しく投資をする意識
→コストを減らしていくことも重要だが、強みを伸ばすため差別化するために正しい経費(投資)をすることを忘れてはならない
■まとめ
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今回は、着目して欲しい視点としては「問題を発見する力」です。
戦後の高度成長期には日常生活において様々な問題や課題があり、その問題を解決する人材が高く評価されてきました。
MBAを取得する人材が増えたのは、この問題解決能力がビジネスパーソンとして重宝されたからとも言えます。
しかし現在では日常生活をしていく上でそこまで大きな問題はなくなってきているのですが、これは問題解決方法がテクノロジーやAIの進化によりコモディティ化しつつある、言ってしまえば問題解決の答えは誰でも見つけることができる状況とも言い換えられます。
このことから、今の優秀な人材は先に紹介した「問題を発見する力を持った人財」だと言える。
ビジネスは基本的に「問題の発見」と「問題の解消」を組み合わせることによって生み出されています。
過去の社会において「問題」がたくさんあったということは、ビジネスの規模を規定するボトルネックは「問題の解消」にあったということです。
ドミノ・ピザを改革に導いたのは潜在化してしまった問題を掘り起こし、その問題に対し「できない理由」を一つずつ潰していく作業で成果を上げました。
業界の常識は他業界の非常識、自社の常識は他社の非常識となるように、物事を近視眼的ではなく大局的に視ることで問題=違和感を覚えることができるのだと思う。
問題の発見能力を養うアンテナを張り巡らせることで、今目の前にいるお客様が気付いていない問題やニーズを見つけることができると考えれば、新たなビジネスチャンスを生み出す可能性があります。
問題を見つける力、その問題からできない理由を考えない思考力と行動力、我々のような中小零細企業でも十分真似ができる内容だったと思います。
何か一つでも明日からの業務に活かしていきましょう。
参加してくれた社員さん、いつもありがとうございます。