社内勉強会
vol.45

こんにちは。

株式会社プラスエイチです。

 

昨夜は社内勉強会日でした。
5月決算の当社は12月から下半期となるので、下半期1回目で合計45回目の勉強会となりました。

今回のテーマは【人づくり】です。
甘やかすだけでもなく、厳しいだけでもなく、愛を持って部下に向き合う上司。
「成長してもらいたい」と願う気持ちが部下の心に火を付けます。
成長企業のリーダーの姿から、部下のやる気や人間力を高める人づくりを学ぶのが目的です。

1)人づくりは愛
・常にお客様本位で仕事をする
・自分に持っていないものを持っている人から謙虚に学ぶ姿勢
・会社は、一人のミスが全体のイメージダウンに繋がるという意識を持つ

2)心を育てる
・環境整備 → 決められた時間に、決められた場所を、決められた人が行い継続する
・知識や技術だけで仕事を行うのではなく、トイレ掃除などの体験教育た感謝の心を持つことが良い仕事をする源となる

3)チームリーダーの使命
・自分以外の部下や仲間を主役にするリーダーの働き方
・売上の高さではなく、誰が一番お客様に喜んで貰えたのかを表彰する
・感謝を忘れたリーダーは孤立していく
・とても厳しい一面と温かく優しい一面、この相反する両極端のキャパ量がリーダー能力の差

≪参加者の感想≫

・過去の勉強会でも見聞きした内容が多かったように感じる。
支えてくれている方々やお客様への感謝、厳しい注意は相手の為を思って行う、正直これは今の自分にはできていないと感じた。

・何か伝える時は〝注意〟ではなく〝提案〟が効果的なんだと学んだ。
受け手側の気付きを促す、現場の声はチームリーダーの意思が出ているということだと思った。

・主に「仕事のやりがい」「心の成長」「リーダー力」の3点だと解釈しました。
やりがいは、自分で感じることであり人から与えられることではない。
お互いが真剣でなければ(本気度の差、仕事に対する姿勢)話しても伝わらない。
心の成長は、物事の捉え方や考え方に変化が出てくる。
ポジティブorネガティブ、人との接し方、人間としての器が変わってくると思う。
リーダーは自己犠牲の精神、利他の心が必要。
人の成長がなければ会社の成長はないし最後は自分自身でどう決めるのかによって決まることを改めて学んだ内容だった。

・DVD内に「本気度を上げ続けること」「感謝を忘れたリーダーは孤立する」という内容がとても印象的だった

・褒める、叱る、背中を見せることがバランスよくやることが必要だと感じた。
人間力を高めるには向上心が必要で、満足した時点で成長は止まるということだと学びました。

 

≪まとめ≫

「会社づくり」は「人づくり」と掲げている会社もあるほど、会社の成長は人の成長と直結していることと言えます。
会社の最重要ミッションは「永続発展」することで、最悪なことは「倒産」です。
勉強をすれば業績が上がることはイコールではないと思いますが、仕事をしていく上でどういったことに重きを置けば良いのかを共有する人が増えれば増える程「倒産」というリスクは確実に下がります。

そこで当社では「人間力」が高い人材を上役に置く方針を掲げており、その基準も明確に提示しています。
①人の成長を手助けするには、仕事を通して自分自身の人間性を高めること。
②仕事を通して周囲の仲間やお客様に喜ばれること。
③自分のことを支えてくれる仲間や家族への感謝の心をもつこと。

どんな仕事も知識やスキルだけでな満足した結果は得られず、そこにはこの「人間力を磨く」という要素が必要になってきます。
例えば、部下への厳しい意見や注意をする場合、言われた方はどうしても嫌な気分になるかもしれませんが、言う方もそれなりのリスクを背負っていることを理解する必要があります。

「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」
という言葉があるように、小さな善は将来的に大きな悪因を呼び込み、逆に大きな善は一見すると非情に見えるという意味です。

部下や仲間のミスや過ちに対し〝いいよ、いいよ〟で守ってあげることは結果的にその人の成長を妨げているということで小善、言い難くても本気で叱ってくれる人が本当に相手の成長を願っているというで大善となります。

そこには信頼関係や自分自身も正しく行えていることが前提になるので、ある意味では自分自身を常に律し続けるという高い意識を背負っていることになると思います。

人をまとめるリーダーは、一朝一夕でなれるものではありませんが、そういう人間になりたいと思い努力しつづけることは自分で決められます。
その目標が高いかどうかも自分で決められます。
仕事を通じ、自分が将来どんな人間力を備えた人物になっていきたいのかを想像してみると、今の自分に合格点が出せているのかも分かるかもしれません。

なかなか厳しい内容で耳の痛い部分もたくさんありましたが、耳が痛いということは自分でも内心では分かっている証拠なので、改めてこれから意識して向上していきたいと思います。

積極的に参加してくれる社員の皆さん、いつもありがとうございます!!