こんにちは!
株式会社プラスエイチです。
当社は毎朝の朝礼で経営理念とVALUEの唱和を行っているのですが、同時に倫理研究所の「職場の教養」の輪読も行っています。
その中で基本的なことですが、とても重要な項目がありましたので本日はご紹介させていただこうと思います。
まずは以下の文章をご一読ください。
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『身近な人を喜ばせる働きをしましょう』
江戸時代後期の農政家で思想家の二宮尊徳は、門人である福住正兄が経営する宿を訪ね、温泉につかった際に以下のように言いました。
「風呂のお湯を、手で自分の方へかき寄せれば、みんな向こうの方へ流れていく。逆に向こうの方へ押してみると、こっちに流れてくる。これが世の道理である。」この話は『たらいの水』の例話の基となりました。
これは人のためにと思って働くことが、結果的に自分に金銭や幸せとなって帰ってくることを教えています。私利私欲に走るのではなく、献身的に働けば、いずれ自らに還元されることを示しています。
たとえば、書類の作成の際、どのようにしたら見やすくなるかなど、相手側に立って考えれば、日常の業務も今より建設的なものとなります。
お客様が喜んでくれる仕事をすることで、自分の働きにも磨きがかかり、やりがいも出てくるでしょう。
人の喜びが自分の喜びとなるように、働いていきたいものです。
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文書内にもある『たらいの法則』は、与えれば回りまわって自分に返ってきて、自分だけ得をしようとすると逆に損をする法則として有名な例えです。
たらいの水を両手で手前から向こう側に押し出すと、水はたらいの奥に当たり手前に戻ってきます。
逆にたらいの水を両手で奥から手前に引き寄せてみると、今度は手前に当たり向こう側へ流れていきます。
似たような例えに『損して得をとれ』があります。
これはお金の損ではなく、
・労力を与える
・情報を与える
・できることを与える
といったことを指しているですが、会社や仕事がうまくいっている人の共通点にはこういった〝人に与え続けている〟ということが存在しています。
このことは多かれ少なかれ、心当たりある経験をしている人も多いのではないでしょうか?
私の知っている方々も、こうした奉仕の精神を持っている人は実際に会社も人間関係もうまくいっている人はたくさんいます。
また、英語では与える人のことをGiver(ギバー)と呼び、他者を中心に捉え相手が何を求めているかを注意深く考えるタイプの人。
逆のタイプをTaker(テイカー)と呼び、常に多くを受け取ろうとする行動。
自分がより有益になるように持っていき、相手が望んでいることよりも自分の利益を優先していくタイプの人を指します。
そして今の世の中、最も成功するタイプが『Giver(ギバー)』だというのが研究結果でも立証されています。
※参考文献:GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代
当社でもいかにお客様の期待の超える喜びを提供できるかが永遠の課題であり、そのためには一人ひとりがお客様に与えるという組織風土が必要になってくるのだと考えました。
ある日の朝礼で改めてヒントをいただきました。