第58期ご挨拶

2025年6月1日、株式会社プラスエイチは第58期を迎えることとなりました。

企業の存続率は設立から3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%、30年ではわずか0.025%とも言われています。

つまり、30年後も存続している企業は全体の1%未満。その中で当社が57年もの長きにわたり事業を継続できたのは、長年にわたりご愛顧くださっているお得意先様、信頼ある仕入先様、そして日々会社を支えてくれている全従業員の皆様のおかげです。

心より感謝申し上げます、ありがとうございます。

この1年を振り返ると、お取引いただいていた店の閉店も多く、決して順風満帆な年とは言えませんでした。
しかしながら、私たちは商品力・サービス力を高めるための努力を惜しまず、一人ひとりが〝お客様のために何ができるのか〟を意識して取り組むなど、日々できることを着実に実行してきました。その積み重ねが、次の期へとつながる基盤になったと感じています。

 

■「知っている・できる・やっている」は違う

 

「破天荒フェニックス」でお馴染み、OWNDAYSの田中修治社長の言葉に「知っている」「できる」「やっている」は全く違うというものがあります。

私たちは日々の仕事の中で、たくさんの知識や技術、経験を学んでいます。
でも本当に大切なのは、それを“実際にやっているか”どうかです。

たとえば、「挨拶は大切だ」と知っている人は多いですし、挨拶自体は誰でも“できる”ことです。
けれど、「毎日、心を込めてきちんと挨拶をしている人」は、意外と少ないのではないでしょうか。

特別な才能や突出した能力がなくても、私たちの多くは「何が大切か」は知っていますし、それを「やろうと思えばできる」ことも多いはずです。

だからこそ、知っていること・できることを「やっている」状態にする。
それをコツコツ積み上げていくことが、仕事でも人生でも、成長や信頼につながる一番の近道になるのだと思います。

当たり前のことを当たり前にやる、誰でもできることを誰よりもやる、シンプルなことですがとても重要なことだと思うので紹介させていただきます。

 

■第58期スローガン

 

 

第58期のスローガンは、「一人ひとりの“自分ゴト”が、小さな変化をつくっていく」 です。

会社や部署のことに「自分には関係ない」と距離を置くのではなく、「自分にできることは何か?」と考えて行動する、“自分ゴト”の姿勢を大切にしたいと考えています。

たとえば、

✓ 与えられた業務に自分なりの工夫や意見を加える
✓ 部署内の出来事に自ら関わってみる
✓ 会社全体の目標を、自分の仕事と重ねて考える

こうした行動が、“自分ゴト”の第一歩です。

変化は、小さな意識と行動の積み重ねから生まれます。
一人ひとりの前向きな関わりが、部署を動かし、やがて会社全体を良い方向へ導いていきます。

この1年、“自分ゴト”の気持ちを持って関わる人が一人でも増えれば、きっと1年後には大きな変化と成長へとつながっているはずです。

良い一年をともに創っていきましょう。

第58期も株式会社プラスエイチを、どうぞよろしくお願いいたします。