固定観念を脱ぎ捨てろ

おはようございます!
プラスエイチです。

先日、緊急事態宣言中ではありますが大阪まで経営セミナーに参加して参りました。

新型コロナが発生して約1年半、都心からオフィスを移動させる企業、リモートワーク、移住といった人々の価値観を変えるには十分なインパクトがあります。

そんな価値観が急変してきている現在、我社も永続的に繁栄させていく為に無策ではさすがに厳しいので、次にどのように手を打っていけば良いのかを学びに行くことが受講目的です。

そしてタイトルにある〝固定観念を脱ぎ捨てろ〟が今回のセミナーで最も印象に残っているキーワードです。

※固定観念とは
固着観念(こちゃくかんねん)ともいい、他者の意見や状況の変化に応じず、そして行動につながっているような観念のこと。
(Wikipedia引用)


例えば、プラスエイチで言えば
〝アミューズメント業界における景品商社〟となります。

しかし、ここで
「自分は景品屋です!」

と一括りで限定してまうとどうでしょう?
景品屋という言葉で脳の思考が停止、もしくは思考範囲が一気に狭くなってしまいます。

「選択と集中」という戦略もありますが、
今の時代で考えれば「多角化」が必要です。

コロナ禍により本業が立ち行かなくなり、全く新しい事業へ挑戦する時、今までと同じように〇〇屋だからと言っていたら新しい発想は生まれにくくなってしまいます。

移動手段が馬車の時代、
高価な馬具用品(革製品)を販売していた会社がありました。
テクノロジーの進化により蒸気機関や車へと移動方法が変わっていく中、革を加工する技術を他のことに引用できないかと考えた結果、革の鞄を作る会社へ軸足をズラすことに舵を切った。

これが高級ブランド【HERMES(エルメス)】が生まれた経緯です。

また創業は1980年大阪
ローラースケート場としてスタート。
時代の流れとともにゲームセンター・ボーリングと形を変えながら様々なジャンルを組み込み、現在では時間制で遊べる空間を提供するビジネスモデルに変化しているのが【ラウンドワン】です。

他にもいくつかありますが、両社に共通していることが〝固定観念〟に囚われない思考です。

もし「我が社は馬具メーカーだ!
どこにも負けない馬具を作り続けるぞ!」と、固定観念を持ち続けていたら、今現在エルメスは存在していないかもしれません。

環境が目まぐるしく変化する時代、
コロナによりさらにスピードが加速している現在、
自社を守るために本業だけでは正直厳しい環境になってきました。

〝環境変化〟というリスクから守りながら
未来に向け繁栄していく固定観念の脱却が我が社には必要です。

商品・サービス・売り方・仕組みづくり・組織体制は
その時代に沿った形で変化させる。

哲学・理念・思想は
時代に関係なく脈々と伝え続ける。

両方とも信念を持って継続していくこと。
原理原則、本質となる体系をつかむこと。

天候や天災が自分の力ではどうしようもないことと同じように、
コロナによる影響も自分ではどうしようもない問題です。

だったら、努力次第でどうにかなることに対し全力で取り組むしかないですね!

充実した時間をありがとうございました。